スタジオモデルノ

自分にとってどんな自転車が必要か。自転車といっても様々な種類が有り、様々な商品が有る。種類ではロードバイク・シクロバイク・マウンテンバイク・ランドナー・ミニベロ等々。マスプロメーカーが提供する完成車なのか、フレームとパーツを組合せ一台を作るのか、フレームはハンドメイドなのか、既成物なのか。ハンドメイドであれば全ての寸法や小物などを指定するフルオーダーなのか、それとも基本のジオメトリが決まったものなのか。もちろん全て金額との兼ね合いも考えなければならない。調べれば調べるほど要素は多くなる。

まず自分の要望を整理する。その自転車で何がしたいのか、長期に渡る自転車旅行なのか
ピチピチのレーサージャージを着て早く走ることなのか。オフロードの山を登ったりすることなのか。街を走るコミューターなのか。雨の日も乗るのか。荷物は載せるのか。
パーツは最新式の高規格な物なのか、それとも下位のグレードでよいのか。
ハンドルはドロップかフラットなのか。
フレームの材質は鉄かアルミかカーボンか。
色は何色がよいのか。

一つ一つ整理していく。良かれと思う自転車の写真をピックアップしていく。
だんだんと傾向が見えてくる。

自転車にはサイズというものがある。人それぞれ手の長さや脚の長さが違う、それに用途と乗車スタイルによってサイズが導き出される。もちろん使用するパーツによっても変わる。通常自転車店で完成車を買うとなるとメーカーが出している規格のサイズに人が合わせることが一般的でもある。多くの人がそのようにイメージしていると思う。自分もそう考えていた。
人が自転車に合わせるものではなく、人に合わせた自転車に乗る。
フルオーダーバイクとは、身体的特徴や希望スタイルに合わせた世界に一つのフレームを作ることが出来る。

シンプルに自分のサイズの自転車に乗りたい。

方向性は決まった。

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