- 2012-05-29 17:17:28
- 自転車購入計画(1)
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カテゴリタグ: 自転車
自転車購入計画の発端は昨年の暮れの兄からの電話からだった。
「叔父さんが僕達従兄弟を集めて忘年会をしたいというので都合どう?」
その年の秋から続いたストレスのある仕事がひと段落して、疲弊から回復に向かう気持の中で参加を決めた。
「従兄弟と飲むのなんて、はじめてかな」
すっかり変わってしまった地元の駅に降り、昔のイメージを探しながら集合場所へ向かう。
挨拶も程ほどに、叔父さんが突然「今年の生活費が余ったから皆に配る」といいだした。
「はぁ、ありがとうございます。」「いいの?」「いいのかな」
兄も従兄弟達も成人して貰うことのなかったお小遣いを手に少々戸惑っていた。
その夜は散々飲んで、沢山の話をし、ご馳走までしてもらい、叔父さんの家に泊まらせてもらって、さらに帰りの電車のチケットまで貰って始発の電車で家に戻った。
どうしたものかな、でもこうゆうお金はすぐに使ってしまったほうがいいな。
だらだら使うより、何かすっぱり物を買ったほうがいいな。
何を買うかな。何が欲しいかな。何が買えるかな。
帰りの電車の中で、寝不足と残ったお酒とでぼーとしながらいろんな事を考えた。
秋の終わりに若くして亡くなった叔母、スッキリしない健康診断、自分の年齢、子供達との時間や距離、妻や親、仕事のこれから、様々なことが頭に浮かぶ。うっすら靄が掛かったみたいに。
大きな買物したらすっきりするんじゃないか。
自転車を買おう。妻や子供達には悪いが、自分の為に使ってしまおう。
年が明け、お世話になっている自転車店のサークルズさんに相談をする。代表の田中氏からアメリカンハンドメイドバイク、日本のビルダー、マスプロメーカー、自転車産業全般と気がつけば1時間以上様々な話を伺う。
もう少し自転車に対するイメージを再考してまた相談してくださいといわれる。
丁寧に「勉強して出直してこい」という感じだった。
いくらかのお金を持って自転車を買うといっても、それ相応の買手の勉強がいる訳で、右から左に商品を動かすだけの店にはしたくないというスタンスと自分自身の短絡さを痛感して店をあとにした。
「叔父さんが僕達従兄弟を集めて忘年会をしたいというので都合どう?」
その年の秋から続いたストレスのある仕事がひと段落して、疲弊から回復に向かう気持の中で参加を決めた。
「従兄弟と飲むのなんて、はじめてかな」
すっかり変わってしまった地元の駅に降り、昔のイメージを探しながら集合場所へ向かう。
挨拶も程ほどに、叔父さんが突然「今年の生活費が余ったから皆に配る」といいだした。
「はぁ、ありがとうございます。」「いいの?」「いいのかな」
兄も従兄弟達も成人して貰うことのなかったお小遣いを手に少々戸惑っていた。
その夜は散々飲んで、沢山の話をし、ご馳走までしてもらい、叔父さんの家に泊まらせてもらって、さらに帰りの電車のチケットまで貰って始発の電車で家に戻った。
どうしたものかな、でもこうゆうお金はすぐに使ってしまったほうがいいな。
だらだら使うより、何かすっぱり物を買ったほうがいいな。
何を買うかな。何が欲しいかな。何が買えるかな。
帰りの電車の中で、寝不足と残ったお酒とでぼーとしながらいろんな事を考えた。
秋の終わりに若くして亡くなった叔母、スッキリしない健康診断、自分の年齢、子供達との時間や距離、妻や親、仕事のこれから、様々なことが頭に浮かぶ。うっすら靄が掛かったみたいに。
大きな買物したらすっきりするんじゃないか。
自転車を買おう。妻や子供達には悪いが、自分の為に使ってしまおう。
年が明け、お世話になっている自転車店のサークルズさんに相談をする。代表の田中氏からアメリカンハンドメイドバイク、日本のビルダー、マスプロメーカー、自転車産業全般と気がつけば1時間以上様々な話を伺う。
もう少し自転車に対するイメージを再考してまた相談してくださいといわれる。
丁寧に「勉強して出直してこい」という感じだった。
いくらかのお金を持って自転車を買うといっても、それ相応の買手の勉強がいる訳で、右から左に商品を動かすだけの店にはしたくないというスタンスと自分自身の短絡さを痛感して店をあとにした。
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