スタジオモデルノ

土曜日、快晴の空を見上げ「どこかに出掛けよう」と思った。

家事を済ませ、お弁当を作って、妻に声をかけると何とも気の無い

返事が帰ってきた。

長男と二人、自転車で何度か行ったことのある公園まで行くことに。

大きな水筒（各自）と４人分のお弁当、シートを自転車に乗せて出発。

長男にとって自転車では初めてお道。最初は軽快に進んでいた長男にも、

道中夏の日差しが容赦なく降り注ぐ。大よそ中間地点で後部シートの人になる。

それでも漕いでいれば風も受けて気持ちも良いし、前後におしゃべりしながら

川の堤防道路や、草の覆い茂る土手の荒道をはしゃぎながら進む。

川に掛かる橋の下の日影では、おばあさん達が桃を食べたり

お茶の飲んだりして寛いでいた。

目的地に着いて、まずはクールダウン、カキ氷。生き返る。

いつもはＢＢＱで賑わっている公園も今日は閑散。ここでも土日出勤（木金定休）か。

お弁当を食べ、遊具で遊んで、そろそろ飽きる。

帰路、先程の橋に近づいたところで真っ黒の雲が迫ってきた。

慌てておばあさん達のいる橋の下へ雨宿り。

おせんべいを戴いたり、長男のおやつをあげたり、すごい風と雨、雷

３０分位おしゃべりして、雨も上がり出発。

次の橋に近づいたところでまたも豪雨に、また橋の下で雨宿り。

疲れて寝ていってしまいそうな長男に声を掛けながら最後の急坂を登る。

自分の腕も顔もかなり日焼けした。

たがか往復２０ｋｍの自転車の移動でも、車や家の中にいたのでは感じられないだろう

自然を体感できたような夏の日の冒険でした。

もし、妻が一緒にいったら嫌になって怒っていたかも。

今日は二人で正解。楽しかった。

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